両腕がない卓球プレーヤー〜不可能なんてないさ
こんにちは!施設長のNAOです。
リオパラリンピックで異彩を放っているのが、卓球エジプト代表のイブラハム・ハマト選手。
10歳の時に事故で両腕をなくしたけれど、卓球への思いを断てずに、口にラケットを加えてプレーをするようになったとのことです。
確かに動画を見ると、ラケットを口でくわえているとは思えない鮮やかな打ち返しです。中国の馬龍選手や日本の水谷隼選手ともラリーを行っています。
Ibrahim Hamato - Nothing is Impossible
世の中からは感動の声が多数との記事でした。
しかし、私の頭をよぎったのは感動以上に、同じように不自由な体で卓球に励まれる利用者様の姿です。
例えば、半身麻痺でラケットを握ることができないにもかかわらず、テープでラケットをまいて、懸命にリハビリに取り組まれている利用者様がいます。
今年の初めに利用を始めた頃には、まともに打ち返すこともできませんでした。
しかし、諦めずに何度もなんども失敗を繰り返しながら、最近ではカットまでして返せるようになりました。
「もっと頑張って、市の大会にもでたい」との夢を語られるようにまでなりました。
こういう利用者様の一生懸命な姿を見ていると、不可能ってないのかもと思ったり、若くて五体満足に動ける自分たちにはもっともっと色んなことができる可能性があるのではないかと励まされます。
なんとなくイブラハム選手と利用者様の姿が重なり合いました。
月曜日からも仕事がんばるぞ〜〜〜〜!!