要支援者にボランティアをして頂いた結果!?〜三方よしの人材活用
要支援者は、「介護される人」?「社会で活躍できる人」?
どちらでしょうか???
私たちは、小さいですが、現行の介護保険制度に対する挑戦をしています。
ピンポンデイハッピー渋谷では、要支援者の受け入れの認可を取得していないので、要支援者の方が介護保険を使って、ハッピーを利用することはできません(1号店のデイサービスハッピー鶴間は受け入れ可能です)。
要支援者の方々からの利用要望も多いので、大変申し訳ない部分があります。
ただ、「介護保険を使って利用をできない」のですが、要支援者の方が毎週訪れています。
ボランティアとしてです。
その方は、足に悪い部分があり、歩行車を用いながら移動をされるのですが、それ以外の身体機能には問題はありません。
そこで、主に傾聴や卓球バレーのボランティアとして活躍して頂いており、非常に助かっています。
ちまたでは、近年の介護保険制度の改定を「要支援者切り」とネガティブな捉え方がされることもありますが、限られた介護保険の財源の中で、全てを賄っていくことはできません。
この方も、要支援者が利用できるデイサービスに行けば、介護保険から費用を捻出することになります。でも、ボランティアとしてデイサービスに行けば、介護保険の費用もかからずに、生活ができますし、事業所も助かります。
介護保険財源の節約、利用者の自立支援、事業所の負担軽減と「三方よし」です。
もちろん、一事が万事とは行きませんが、いかに介護保険を用いないで自立した生活を支援できるのかという視点で、建設的に高齢者のケアのあり方を考えていくことも大事なのではないかと私たちは考えています。
三方よしで、みんながハッピー!!